アロマは、自分が好きな香りでリラックスやリフレッシュに役立つ素敵なものです。
でも、使い方を間違えると取り返しのつかないことになりかねません。
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エッセンシャルオイルの取り扱い
アロマテラピーは、花や樹木、果実の芳香成分であるエッセンシャルオイル(精油)を利用する自然療法です。
このエッセンシャルオイルは、植物の自然の中で生き延びるための力を凝縮した成分のため、原液のままでは私たちの体には刺激が強すぎるのです。
安全にアロマテラピーを楽しむために、いくつかの注意点をお伝えします。
原液を肌につけない
エッセンシャルオイルは、原液のままでは刺激が強いのでキャリアオイル(植物油)で希釈しなければいけません。
ただし、希釈しても肌に合わない場合はかゆみやかぶれなど、肌トラブルが出る場合があります。
目や口に入れない
エッセンシャルオイルは飲めません。
粘膜を傷つける恐れもありますし、飲用することで内臓に負担をかけてしまいます。
日中は光毒性があるエッセンシャルオイルを使用しない
光毒性とは、エッセンシャルオイルの成分が光に反応することで皮膚にシミなどのトラブルを起こすことをいいます。
この成分をベルガプテンといい、主にベルガモットやレモンなどのかんきつ類に多く含まれています。
薬との併用に気をつける
薬やエッセンシャルオイルの作用の組み合わせによっては、体調が悪くなる可能性があります。
長期間、同じエッセンシャルオイルを使用しない
長期間、同じ香りを使用していると嗅覚が香りを感じにくくなり、濃度をあげてしまいます。
また、長期間の使用はアレルギー反応を起こしたり、肝臓に負担をかけることもあります。
ペット、3歳未満の子どもへの使用は避ける
動物の多くは人間よりも嗅覚が鋭いため、においの感じ方は違います。
全てとはいえませんが、ペットに対して毒性が現われたものもあります。
また、3歳未満の子どもは大人よりも皮膚が柔らかいため、マッサージなどで使用すると肌トラブルが出る可能性もあります。
エッセンシャルオイルは取り扱いに注意が必要ですが、知識があれば危険を避けられます。
正しい取り扱い方法を知って、快適なアロマライフを過ごしましょう!