みなさん、一度はアロマテラピーという言葉を聞いたことがありませんか?

アロマテラピーに興味を持って少し調べた人ならアロマオイルとエッセンシャルオイル(精油)という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

アロマオイルのことをマッサージなどでも使えるエッセンシャルオイル(精油)とごっちゃにして覚えてしまっている人がいるのですが、ちょっと違うんです。

アロマオイルの使い方をご説明する前に、アロマオイルとエッセンシャルオイルの違いを簡単にご説明したいと思います。

 

エッセンシャルオイル(精油)

植物の中の芳香物質によって香りが作られるオイルです。

この表記は、100%天然のものにしか許可されません。

 

アロマオイル

エッセンシャルオイルと違い、天然素材の中に合成香料が含まれていたり、100%合成香料だったりします。

エッセンシャルオイルでしたら、キャリアオイル(植物オイル)で薄めてからマッサージに使用できたりお風呂に入れたり出来ますが、アロマオイルはそのような使い方はオススメできません。

じゃあ合成香料が使われているんだったら、アロマオイルと表記されているものは使わないほうがいいのかしら?と思われるでしょう。

私もそう思いましたが、香りを楽しむ分にはOKのようです。

 

それでは早速、香りの楽しみ方(使い方)をお伝えしていきます。

いくつかの方法があるのでお教えしますね。

 

①ティッシュやハンカチに1~2滴垂らして持ち歩く

1番カンタンな方法だと思います。

ただ、ハンカチだと色が染み付いて取れなくなることもあるので、注意してください。

 

②マグカップにお湯をはり、アロマオイルを1~2滴垂らす

立ち込める蒸気を吸い込んで香りを楽しめます。

ぜんそくを持っている方は蒸気で発作を起こすこともあるので気をつけてください。

 

③アロマペンダント

ペンダントトップにアロマオイルを封入して、胸元で温めることにより香りを漂わせられます。

専門店で売っていて、シンプルな筒のような形のものもあるので男性でも使えますし、女性向けならハート型やクラウン型、ガラスを使用したトップなどもあります。

 

④ドライブ時に使えるドライブディフューザー

車の送風口に取り付けられるので、爽やかな香りのアロマオイルを使えば車内の気になる香りにも対応できます。

 

⑤キャンドルの火であたため、香りを広げるオイルウォーマー

100均のお店にも売っているので、安価で使用できます。

だけど、火を使うので安全には注意が必要です。

 

⑥アロマランプ、加湿器、ディフューザー

こちらの3つは電気コードに引っ掛けないようにしなければなりませんが、電気を使用するため、オイルウォーマーより安全です。

アロマランプは足元に置いておけば、ルームランプにもなります。

 

また、アロマオイルを取り扱うにはいくつかの注意点があるので、先にお伝えします。

注意点を箇条書きでまとめてみました。

 

・原液を直接肌に使用しない

エッセンシャルオイルもアロマオイルも原液のまま、肌に直接使用すると強い刺激のためただれてしまうことがあります。

私は1度、好奇心でエッセンシャルオイルの原液を直接つけてしまったことがあるのですが、ひどいかゆみが数日続いてしまいました。

それに、アロマオイルそのものが薄めたとしても肌に使用するものとしてはオススメできません。

もし、誤って原液を直接肌に付けてしまった場合はすぐに流水で洗い流してください。

 

・妊婦や乳幼児、高齢者が使用する場合は低濃度を心がける

妊婦は母体の影響が胎児にダイレクトに伝わるほどデリケートですし、乳幼児はまだ色々なものに対する免疫能力が未熟、高齢者は加齢により免疫能力が弱まっています。

健常の人が使用できる濃度よりも低め、約1%以下にとどめておいたほうがいいでしょう。

そして長時間の使用ではなく、1時間程度などの短時間がいいと思います。

 

・火気のあるそばで使用しない

引火性があるため、火事になる可能性があります。

 

・直射日光が当たる、高温多湿、子供やペットの手が届く場所で保管しない

日光や温度、湿度により酸化して香りが変わってしまう恐れもあるため冷暗所で保管してください。

子供やペットが誤って原液をかぶったり、飲んでしまうと取り返しのつかないことがおきるかも知れませんので注意しましょう。

 

使用方法に注意しながら、アロマオイルの香りを楽しんでいただけたらうれしいです。

このように、アロマオイルの使い方をまとめてみましたが皆様のお役に立てたでしょうか?

どんな香りのものがいいかな?と思う人は、柑橘系なら親しみを持ちやすいと思うので試してみてくださいね!