あなたの指先をじっと見つめてください。
元気がありますか?なんとなく疲れが見える指先ではありませんか?
あなたの手は、物をつかんだり字を書いたりと『あなたがやりたいこと』を忠実にかなえてくれる部位です。
そんな大切な手をいたわるために、アロマを使ったハンドマッサージをやってみませんか?
現代人にこそアロマでハンドマッサージ
私たちは1日を通して、いろんな作業に手を使います。
その中でも特に手の使用頻度が高くなったのが、スマホ操作。
スマホ操作により、指先に痛みが走ったり腱鞘炎になったりする人もいるようです。
そうなる前にハンドマッサージを行えば、手だけでなく体全体をいたわることが出来ます。
アロマを使えば、マッサージとあわせて香りによる癒しの相乗効果も期待できるのです。
ハンドマッサージのメリット
手にはたくさんのツボや神経が集まっていたり、筋肉と骨をつなげる役割がある腱もあるため、ハンドマッサージをすることによって全身への効果が期待できます。
例えば、全身のむくみの解消、血行の改善、疲れやだるさの解消、自律神経の調整などさまざまです。
また、ハンドマッサージをすることで爪先の血色もよくなり、ネイルアートなどのカラーも綺麗に見えます。
ハンドマッサージのやり方
手をちょっとマッサージするだけでも十分に気持ちいいですが、もっと気持ちよくなるための道具ややり方をお伝えします。
道具
- 滑りをよくするためのアロマオイル
滑りをよくすることでマッサージの効果を高められ、アロマオイルを使えば香りによる癒しの相乗効果が期待できます。
アロマは自分がいいと思えた香りのものを使えばOKです。
ただし柑橘系のものは光毒性といって、日光に当たるとシミの原因になってしまう作用があるものが多いので気を付けてください。
- オイルをふき取るためのタオル
オイルは洗い流さずに浸透させるのが基本ですが、オイルが服についてしまうとシミになってしまう可能性があるので、マッサージが済んだら軽くふき取りましょう。
やり方
①オイルを掌に落とし温める
温めることで、オイルと体温の差に緊張せずにリラックスしやすくなります。
②温めたオイルを手の先から手首あたりまでなじませる
体温になじませることでオイルが浸透しやすくなります。
③指を1本ずつ引っ張る
指の根元から指先まで圧をかけながら引っ張り、爪の根元を軽く押さえてください。
④手の甲と手のひらをマッサージ
手の甲
手の甲全体に円を描くように指先から手首に向かって圧をかけます。
特に親指と人差し指の間には合谷(ごうこく)というツボがあるので、意識して圧をかけてください。
合谷は『万能のツボ』という別名を持つほど、いろいろな不調に対して効果的なツボと言われています。
手のひら
手の甲とほぼ同様です。
手首の小指側に神門(しんもん)というツボがあります。
神門はリラックスに効果的なツボと言われています。
⑤手全体のストレッチをして終了
手指を気持ちいい程度に伸ばしたり、手首を軽く回すなどのストレッチをして終了です。
最初にお伝えした通り、私たちの手はいろいろな作業に使われています。
そんな手をやさしくいたわってあげれば、体全体にかかる不調も少しは緩和されるのではないでしょうか。
ハンドマッサージをすることで深くリラックスでき、明日も頑張ろうという気持ちになれたらいいなと思います。