昨日の朝、NHK番組「あさイチ」でベルギーが誇る世界的ショコラティエ・ピエールマルコリーニさんが出演していました。女性たちの長蛇の列ができるほど人気のマルコリーニさんがスタジオに生出演し、今年のバレンタインのチョコの楽しみ方をあますところなく紹介してくれました。
チョコレートは、食べる前に常温にもどしておくことやチョコを割る音まで楽しむこと、舌だけでなく、口全体で楽しむことなどをレクチャー。マルコリーニさんも通訳の女性の方もとっても素敵でした!
話は変わりますが、疲れたときに甘いチョコを一口食べると不思議とホっとするあの感覚はなんとなくなのではなくちゃんとした理由があるそうです。
チョコレートやココアの原料となるカカオに含まれるテオブロミンという成分。これが“ホっ”とする秘密なのです。
テオブロミンには神経を鎮静させる作用があります。
さらに、このテオブロミンにはリラックス効果だけでなく、からだの冷えを改善したり、むくみを取るなどの美容・健康効果も。
そしてチョコのリラックス効果はこのテオブロミンに加え、もうひとつ
カカオの甘い香りによって誘発される脳内物質「βエンドルフィン」というものがあります。
βエンドルフィンは脳がストレスを感じると産生されるホルモンのひとつで多幸感をもたらすことから脳内麻薬とも言われています。
チョコを食べたときに幸せと感じるのはカカオの香りによって、わたしたちの脳内でこのβエンドルフィンが放出されるからなのですね。
チョコレートのアロマオイルもあるんですよ。
私は購入したことはありませんが、焚くとお部屋が甘い幸せな香りでいっぱいになりそうですね。
みなさま、素敵なバレンタインをお過ごしください。