座禅をする時や、瞑想にふさわしい香りというものがあったので今日はその香りを香らせながら、エピソードをご紹介したいと思います。

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まずは、私が使用した精油についてご紹介します。

 

今回私が使用した精油は4種類。

 

・フランキンセンス

・サンダルウッド

・シダーウッド・アトラス

・プチグレイン

 

まだ他にも瞑想にふさわしい香りはあったのですが、あまり混ぜ込むとごちゃごちゃした香りになってしまうと思ってやめました。

 

このうちのフランキンセンスサンダルウッドは宗教的儀式にも使われますし、シダーウッドは古代エジプトで重宝される甘みある香りがします。

 

プチグレインは柑橘系なのですが、抽出部分が葉と枝だからか森林の香りが連想されてサンダルウッドとの相性が良いので1滴入れてみました。

 

サンダルウッドと言われてピンと来ない方もいるかもしれません。

お線香の原料に使われる「白檀(ビャクダン)」というと何となく想像しやすいのではないかと思います。

 

座禅を組んでいるからといって仏教に帰依しているわけではありませんが、幼い頃には親戚が集まる法事はほとんどお寺でおこなわれていたのでサンダルウッド、線香の香りは懐かしいような感じはします。

 

また、フランキンセンスに関してはキリスト誕生時に3人の賢者から3つの贈り物がありました。

その中の一つがこのフランキンセンス、別名乳香(にゅうこう)です。

 

原料はアラビア半島南東部にあるオマーンという砂漠気候の地帯にあります。

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これを代々管理しているのが「ベドウィン」と呼ばれる遊牧民でした。

遊牧民というからには、移動をしながら生活をしてるのにどうやって代々管理ができたのだろうと考えてみたりするとロマンを感じませんか?

 

これからはアロマオイルについての効能や作用を重視するだけでなく、そのアロマについてのエピソードなどに思いを馳せてみようかなと思います。

 

座禅で心を落ち着かせるのも忘れずに。