読書の秋。昔の人も当然のことながら、恋の悩みで気分が落ち込んでしまうことがあったんだなあ、と思うところでした。

 

「吉野河 よしや人こそ つらからめ はやくいひてし ことはわすれじ」

「古今和歌集」より抜粋

 

 

現代語訳;たとえあの人が、どんなに辛くあたろうとも、最初に私に言ったあの言葉は、決して忘れますまい。

 

「つれなきを 今はこひじと おもへども 心よわくも おつる涙か」

「古今和歌集」より抜粋

 

現代語訳;つれなくなってしまった人など、もう恋い慕いますまいと私は思うけれども、やはりあきらめきれないで、悲しくなって涙が流れることであるよ。

 

 

相手に思いを告げたのにうまくいかなかったり、恋人と別れてしまった時、悲しみはすぐには消えませんが、少しずつ自分を前向きに立て直していきたいものですね。

たとえば、友達に打ち明けて、一緒にどこか気分転換に出かけたり、おいしいものを食べたり。

また、新しい恋を見つけることも、失恋の痛手から早く立ち直れる方法かもしれません。

一人で部屋にいるときは、精神のバランスをとる効果のある香りを部屋中に漂わせてはどうでしょう。

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おすすめの精油とその働き

・サンダルウッド…心の奥から穏やかにする

・ネロリ…情緒豊かにして穏和な気持ちにする

・ベルガモット…自分に自信を与え心を元気にする

・ローズ…優雅な気分にして女性らしさを引き出す

 

ゆっくりとお風呂に入るのも効果的です。

ベルガモット3滴+ネロリ1

ベルガモットとネロリは、悲しみをやわらげ、心をリフレッシュしてくれる精油です。また、かんきつ系の精油をプラスすれば、頭も心もスッキリします。

 

もしこれを読んでくださっている中で、センチメンタルな気分の方がいらっしゃれば、早く穏やかな日常が来ますように。