ここ数年、自然災害により被災された方々を助けようとたくさんのボランティアの方々の活動が見られます。

 

ニュースでは土砂の撤去、募金活動などが報道されますが、アロマテラピーでのボランティア活動があることを皆様はご存知でしょうか?

 

アロマテラピーによるボランティア活動をする団体はたくさんあります。

 

その内のひとつのアロママッサージや足浴(洗面器にお湯を張り精油を垂らし、足を入れて足先から体を温める)などでボランティア活動団体の通信を見てみたら、「アロママッサージでとても癒された」「ひどい坐骨神経痛が楽になった」「被災生活で眠れない日が続いたが、アロママッサージを受けた日はよく眠れた」などの感想が寄せられていたようです。

 

アロマテラピーによって得られるものは、ストレス軽減やリラックスはもちろんのこと。

 

他にも、集団生活で免疫力が弱り風邪や病気をひきやすくなっている人に対して抗ウイルス作用のある精油を用いたり、ゴミなどの気になる臭いを軽減するなどの使い方があります。

 

そしてアロマボランティアは被災地に限らず、高齢者施設や医療現場、教育現場に福祉施設、身近な町内会など幅広い場所での活動が可能です。

 

高齢者施設では、アロマを用いて介護予防体操をしているという内容もありました。

 

アロマボランティア活動に対しての感想は「気持ちがいい」「香りに癒される」「穏やかな気持ちになれた」等々、喜びの声が多かったようです。

 

この記事を読み、「人に喜んでもらえるならぜひ自分もアロマボランティアをやってみたい」という方が居てくださるとうれしいです。

 

活動をするうえで一番大切なことは保険に加入することだと思います。

 

ボランティア活動をする自分たちやそれを受ける人の安心のためにも保険には加入した方がいいでしょう。

 

万が一、服にオイルをこぼしてしまったり、オイルでかぶれてしまったなどいろいろなトラブルへの対処が可能になります。

アロマボランティアなら、AEAJ(公益社団法人 日本アロマ環境協会)というアロマテラピーに関連する唯一の公益法人に入会(年会費\12000)すると「アロマテラピー賠償責任補償制度」というものに自動加入できます。

 

自分たちが活動したい施設などの職員に「アロマボランティアをやりたい」などの相談をもちかけ、承諾を得たら万全の準備を整えて活動を行ってください。

 

私自身も、所属している読み聞かせボランティアグループでアロマの香りを活用できないか相談してみようかと思います。