この頃はアロマテラピーという言葉が世間一般に普及されてきましたが、
それでもやはり「アロマテラピーは女性だけのもの」という考えが根強いように感じられます。
アロマ専門店の中には確かに女性が多いですし、あの華やかな空間に居心地の悪さを感じてしまうのかもしれません。
女性である私もちょっと落ち着かない時があるくらいですから、男性はそれ以上に感じていそうですね。
でも、アロマテラピーの言葉の意味を調べると「アロマ+テラピー」となっていて、
アロマ → 香り
テラピー → 治療
となっています。
つまり、香りによる治療というだけで、別に女性だけが使える特別なものでも何でもないので男性にだってアロマを楽しめます。
楽しむためには危険のない使い方をしていただきたいので、エッセンシャルオイル(精油)の原液には、
・直接触ってはいけない
・飲んではいけない
・目に入れてはいけない
この3つを強く注意しておきますね。
私が所有しているエッセンシャルオイルを持ち込んで周囲の男性にその香りを嗅いでいただき、どんな香りが好きか教えてほしいと頼みました。
何人かの男性に教えてもらったところ、柑橘系を好む人が多かったように見えますが他にも「この香りが好き」という意見もあったのでまとめてみました。
・柑橘系
レモン
グレープフルーツ
ベルガモット
オレンジスイート
やはり身近に感じやすいのでしょうか。
女性にも香りを嗅いでもらったところ好評で、男女の区別なく好まれやすい香りのようです。
・樹木系
シダーウッド
ヒノキ
ユーカリ
ヒノキなどは自然な香りが良いという意見でした。
日本ではヒノキ風呂というものがあるくらいですから、想像がしやすいと思います。
・ハーブ系
スペアミント
ペパーミント
ローズマリー
ミントの香りはガムや歯磨き粉にも使われているので嗅ぎなれているし、ローズマリーはすっきりとした香りがリフレッシュにもピッタリなので使用がしやすいと思います。
・オリエンタル系
イランイラン
サンダルウッド
イランイランは「花の中の花」と言われるくらいフローラルな香りが濃厚なため、男性には不評かと思ったのですが、この香りが好きという方もいました。
サンダルウッドは深みのある樹木の香りが落ち着くからか、瞑想や宗教的儀式にも用いられることがあります。
奥様がアロマキャンドルにハマっていた影響でラベンダーの香りが好きという方もいたり、バニラと似た香りがするベンゾインが良い香りだと言ってくれる人も居ました。
この香りの感じ方は人それぞれで甘い香りが苦手な男性も居ましたし、好きな人が多かった柑橘系の香りは得意じゃないとの意見もいただきました。
これはあくまでも私の周囲に聞いただけですが、男性がエッセンシャルオイルを購入するときに少しでも参考にしていただければと思います。
同じ香りばかりを嗅ぎ続けると嗅覚が慣れてしまい、必要以上の量を使ってしまう恐れもあるので購入の際には2~3種類ほど選んで、日によって使い分けてくださいね。