私は普段パソコンに向かう仕事をしています。それに加え、スマホの長時間使用や読書など、知らないうちに目を酷使しているんですね。ショボショボした目にいくらきれいにアイラインを引いても、マスカラを施しても効果は半減するというもの。

 

「ドライアイ」と呼ばれる現象が起きて久しい現代です。これは、涙の量が少なく、目が乾燥しがちで疲れやすくなり、ひどくなると目の奥が痛みだしたりします。疲れ目は、放っておくと肩こりや頭痛の原因にもなってしまうので、早めの対処が肝心です。

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目が疲れたと感じたら、精油やハーブを利用した湿布がおススメです。温かい湿布なら、目の周りの緊張がほぐれて楽になります。また、冷たい湿布はチクチクと刺すような痛みに効果的です。ただし、目元はデリケートな場所なので、精油は作用が穏やかなものを選び、かなり希薄して使います。

 

~疲れ目対策~

  • 入浴をする

レシピ: 全身浴/ラベンダー4~5滴

精神的な緊張や肩こりがひどい場合は、目の疲れもひどくなります。精油を加えた38~40度くらいの少しぬるめのお湯に入って、心身ともにリラックスさせましょう。お湯の中で全身をマッサージするのも効果的。

 

  • 湿布をする

レシピ:温湿布/ラベンダー1滴もしくはローズ1滴

冷湿布/(ハーブ)ジャーマンカモミール5g

温湿布は、洗面器にお湯を入れて精油を落とし、その中にタオルを浸します。固く絞ってから、まぶたや首の後ろに当てて、緊張をほぐします。ラベンダーやローズの香りの温かいアイマスクも売っていますね。

冷湿布は、まずジャーマンカモミールのハーブティー(浸出液)を作って冷蔵庫で冷やし、それをコットンにたっぷりと含ませてから軽く絞り、まぶたの上にのせます。この浸出液をふくませたコットンを保存しておくと便利です。

 

  • マッサージをする

レシピ:マカデミアナッツオイル15ml+バーチEオイル3滴

目元は刺激に弱い部分なので、キャリアオイルだけを使ってマッサージします。中指にオイルをなじませたら、両目の周りを軽く押していきます。こめかみや目と目の間は、特にゆっくりと押します。肩や首のコリを感じる人は、手にオイルをなじませた後、首から肩にかけて大きく円を描くようにさすります。耳の下や鎖骨のくぼみもプッシュして。

 

 

アロマを取り入れて、キラキラの瞳を手に入れましょう。

とはいえ、眼精疲労は無理が禁物。疲れを感じたら、目薬をさし、目を閉じて休むことも必要ですね。