この症状にかかる方は大半は女性ですが、男性にも症状が出る事があります。
症状の感じ方は個人で違います。
突然のどに異常が出て、物を飲み込むことや息をすることさえ苦しいと感じる方もいます。
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ヒステリー球の症状が出やすい人の特徴
ヒステリー球は転換性障害の一種といわれています。
転換性障害とは?
ストレスなどの心理的原因により、身体に異常はないが、感覚機能(五感)に異常が現れること。
- ストレスを溜め込みやすい
- 緊張しやすく、不安になりやすい
- 睡眠が不足している
- 運動不足
上記に当てはまる人が、ヒステリー球の症状が出やすい人といわれています。
ヒステリー球、何科を受診すればいいか
ヒステリー球が発症したとき、どこの病院へ行けばいいのか悩むと思います。
ストレスなどで発症することが多いのですが、別の病気が潜んでいる場合もあります。
まずは耳鼻咽喉科や内科を受診してみてください。
ストレスに心当たりがあれば、メンタルヘルスクリニックの受診も検討してください。
ヒステリー球の原因の種類と対処法
慢性上咽頭(いんとう)炎
上咽頭とは鼻腔の後ろにある、リンパ球が体外に向かって露出している器官。
症状
のどに違和感があったり、痰が絡むなどの症状を自覚している場合が多い
対処法
①塩化亜鉛をしみこませた綿棒を、のどと鼻に入れる。
②①を上咽頭の奥にこすりつける
③治療を継続させていくことで処置時の出血や痛みが軽くなり、症状の改善が期待できる
重症なほど、出血が多く、治療時の痛みが強い。
ストレス
対処法
①カウンセリングを行い、ストレスに対してのアプローチを提案してもらう
②場合によって、漢方薬などを処方される
- 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
- 茯苓飲合半夏厚朴湯(ぶくりょういんごうはんげこうぼくとう)
- 麦門冬湯(ばくもんどうとう)など
ストレスを癒すアロマ
病院を受診する以外でも、自分でもできる対策方法を持っておくと安心できます。
ストレスをほぐすアロマをご紹介します。
ゼラニウム
心をほぐす作用がある。
神経系のバランスを整えることにも向いている。
ローズウッド
強壮作用がある。
落ち込んで疲れてしまっている人に役立つ。
パルマローザ
独特な香りでリラックスさせてくれる。
鎮痛作用もあり、神経の痛みを抑えるのにも役立つ。
セントジョーンズワート
不安からくる睡眠不足の解消に役立つ。
※抗うつ剤などと併用すると副作用の症状が強く出る場合がある。
薬を飲んでる方は使用を控えてください。
ヒステリー球の予防のために
・睡眠をとる
・適度に運動をする
・ストレスを溜め込まない
以上を心がけてください。
また、ヒステリー球の症状が出た場合は
・耳鼻咽喉科、内科を受診する
・漢方薬などの投薬治療を受ける
すぐ病院に行くようにしてください。