こんにちは、どんどん夏に向かって暑くなってきてますね。
この前天気予報をテレビで見たとき言っていたんですが、何年後かには東京の夏の気温は沖縄並みになってしまうそうです。
東京でそんな気温だったら、もっと暑い地方とかどうなるんでしょう。
想像したくない・・・。

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この前の記事で汗のニオイについて調べていましたら、多汗症という症状の人が居ると知りました。
大量の汗が脇や手足、顔から出てきて日常生活に支障が出るほど大変なときもあります。
この原因の一つに更年期障害甲状腺の病気とあって、知り合いもこれらの症状で大量の汗をかいて困っていたことを思い出しました。
そのほかにも肥満やストレス、食生活の乱れ、喫煙等の原因も挙げられます。

症状が重かったりすると腰部交感神経節ブロックや剪除法などの手術が必要だったりします。
けれどやはり体の一部をいじったり切除したりというのは恐ろしいですよね。
その前に自分でできる対策を調べてみました。

自分でできる多汗症対策

アロマテラピー

多汗症の原因の中には不安や緊張、ストレスも含まれるとあったので対策としてはリラックスすることがあげられます。
リラックスといえばアロマの出番!おススメのアロマをお教えします。

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鎮静作用があるアロマ
種類
効能、作用など
ラベンダー
初心者でも扱いやすくさまざまなバランスを整える
ゼラニウム
自律神経調整作用女性ホルモン調整作用がある
マジョラム
神経強壮作用加温作用(体が温まり緊張が解ける)
シナモン
駆風作用(お腹に溜まったガスを排出させ腹痛を和らげる)
オレンジスイート
精神高揚作用があり、明るい気分にさせてくれる
ベンゾイン
(安息香)
リラックス作用があり甘い香りが好きな方におススメ。
※ただし集中力が必要な運転時などには向かない。
アロマボディスプレー

外出時に汗のにおいが気になるのならば前回の記事に作り方を載せたアロマスプレーに使える清涼感のあるアロマをご紹介します。

清涼感のあるアロマ
種類
効能、作用など
サイプレス
水分バランスを整える作用があり、むくみの解消に役立つ
プチグレイン
柑橘系との相性がよく、脂性肌のケアにも良く用いられる
ローズウッド
フローラルな中にウッディな香りも感じられる。
強壮作用があり、疲労回復への効能が期待できる。
ペパーミント
消炎作用(皮膚の炎症を抑える作用)があり、
初心者にも香りが連想しやすいため使いやすい。
また、原料は違うが香りが似ている『ハッカ油』は
薬局で取り扱っている。



そしてアンドロステノンというニオイ物質を持った男性諸君はこれにアプリコットオイルを混ぜてもいいですね。
アプリコットオイルは杏の種子から低温圧搾法という抽出方法で採取されたものです。
抗菌作用があることと、アンドロステノンが不快なにおいに変わってしまうのを抑制する働きがあります。

焼きミョウバン

ネットで調べていると汗対策には焼きミョウバンがいいとありました。
野菜を漬けるときに色が落ちないようにしたりアク抜きに使ったりと料理のときにしか思いつかなかったんですが、汗対策には非常に使い勝手のいいアイテムとしてもしられているようです。

焼きミョウバンには吸湿性があるため、水分つまり汗を吸収することができるし水に溶かせば酸性となり酸性に弱い雑菌の繁殖が抑えられるため消臭効果も期待できるのです。

何よりも100gで300円程度というコスパの高さが魅力的です!
使い方もとても簡単で、粉末状にしたものを汗を抑えたい場所を少し濡らしてからすり込むだけ。
それだけで汗やそのニオイを抑えたりできるのは嬉しいですね。
スプレーボトルの中に容量の1割ほどの焼きミョウバンを入れ水に溶かせば外出時でも使えます。
さっそく自分でも作ってみました。作ったときに思いっきりシェイクしたんですけど、容器の底に溶けきってない粉が見えたので使うときには都度シェイクする方がよさそうです。

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以上が自分でできる多汗症対策でした。
でも、ちゃんと治療をしたいけど、手術は怖いという方は症状が軽いなら塗り薬でも治療できるようなので検討してみてください。
皮膚科での受診が主ですが、不安や緊張、自律神経失調症などの要因がわかっていれば心療内科や内科で受診してみるといいと思います。