前回の記事(男性諸君!夏の肌、危険にさらされています!)でスキンケアを見直すことを提案しましたが、「そもそも何をすればいいのか分からない」という男性も多いと思います。
そんな方のために、基本的なスキンケア方法をまとめました。
Contents
洗顔後の基本のスキンケア
スキンケアの基本は洗顔&保湿ですが、夜には化粧などを落とすためのクレンジングもプラスされます。
化粧なんてしないから関係ないと思う男性が多いかもしれません。
ですが、クレンジングには日焼け止めを落としたり毛穴に詰った皮脂汚れを落とす役割もあるのです。
日常的にクレンジングを行うときには、肌への刺激が少ないミルクタイプを使用してください。
基本の保湿には化粧水・美容液・乳液などが使用され、以下のような役割があります。
化粧水
肌を滑らかにし、保湿します。
美容液
肌の調子を整え角質層に栄養素を届けます。
乳液
油分と水分が蒸発していかないようにふたをする役割があります。
肌タイプ別のスキンケア方法
肌タイプ別にスキンケアの方法がちがうのでまとめました。
オイリー肌
①洗顔
洗顔料を使って洗顔。
皮脂を取り過ぎると余分に分泌されてしまうので、余計な力を入れないように泡でなでる程度を意識してみて下さい。
②保湿
収れん作用(肌を整え引き締める作用)がある化粧水、乳液を使用してください。
薬局で売っているハッカ油と精製水を1:9の割合で混ぜ合わせると清涼感ある化粧水ができます。
ハッカ油にも収れん作用があります。
※刺激が強いので、肌が弱い人は使用を避けてください。
③日中のオイルコントロール
オイリー肌の方は皮脂分泌が多いため、放っておくと毛穴つまりなどの原因になります。
あぶらとり紙を頻繁に使用したり肌をこすると余計に悪化します。
日中にべたつきやテカリを感じたらティッシュで優しくおさえるくらいで充分です。
乾燥肌
①洗顔
乾燥がひどい場合は低刺激性の洗顔料を使い、洗顔の際には肌をこすらないことを意識してください。
②保湿
保湿成分が含まれる化粧水などで保湿をします。
ミックス肌(乾燥肌+脂性肌)
①洗顔
Tゾーンを中心に時間を掛けないように洗顔し、乾燥部分はさらに短く洗ってください。
②保湿
浸透力が高いものを選びましょう。
ひげ剃りで気をつけること
男性の身だしなみの一つとしてひげ剃りがありますが、それによって肌が荒れる方もいます。
ひげを剃るときに肌のことを気にしていますか?
ひげ剃りの手順
①洗顔
洗顔することにより、毛が湿って柔らかくなり剃りやすくなります。
蒸しタオルで皮膚をやわらかくすると、カミソリ負けを軽減することにもつながるのでぜひ家でも実践してみてください。
■蒸しタオルのつくり方
濡らしたタオルをゆるく絞り、レンジ対応の袋に入れた後電子レンジで温めます。
レンジのW数によっては1分程度でかなり熱くなるのでヤケドに注意しましょう。
②シェービングジェルの使用
※石鹸は潤滑剤の役目を果たさず、肌を削ってしまうので使用しないでください。
③ぬるま湯で洗い落とした後、肌を引き締めるため冷水で洗う。
④化粧水、乳液などで保湿
以上がひげ剃りの基本です。
また、ひげを剃るときには最適なタイミングがあります。
ベストタイミング
朝起きてむくみが落ち着いた時や入浴後です。
特に入浴後は肌がきれいになって、ひげが水分である程度やわらかくなっています。
NGタイミング
疲労感が著しい夜や、入浴中です。
疲労感があると肌がダメージを受けやすく、入浴中は湿気により衛生的ではないので避けてください。
基本的なスキンケアについてまとめた今回の記事、いかがでしたでしょうか?
次回の記事では女性のスキンケアについてまとめる予定です。
男性でも実践できそうなスキンケアの応用についても書くつもりなので、ぜひ参考にしてみてください。