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夏に近づく日本特有の湿った空気が流れるこの季節、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私は相変わらず部屋の掃除や片づけにてんてこ舞いです。
けっこう綺麗にしていると思ったんですけど、やっぱり湿度のせいなのか…
虫(Gやコバエ)が湧きました(。>0<。)
ゴミ箱の蓋に虫よけ剤を貼っていたんですが、効果が切れちゃったみたいです。

そこで、せっかくだからアロマを使って自分で虫よけ対策をしてみようかと思い立ち、いろいろ調べてみたので皆様にもご紹介いたします!


虫(特にG)を寄せ付けないアロマ

虫はアロマの香りが嫌いなので、自分で対策をするにはうってつけです。
柑橘系やペパーミントの香りが特に嫌いなのですが、それよりも最も虫よけに適したアロマというのがクローブです!
特に、どんな対策をしても平気な顔しているしぶといゴキブリでもクローブの香りが嫌いらしいですよ。
クローブには殺菌・防腐作用があります。
その歴史は古く、日本でも5~6世紀には確認されていて、日本刀のさび止めにも使われていたともいわれています。
まだ医学が発達していなかった中世ヨーロッパでペストという恐ろしい伝染病が流行したときに、魔除けとしても使用されていました。
現在ではクリスマスシーズンの飾りつけやポマンダーという幸運のお守りとして使われているようですね。

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本当は空気が乾燥する秋から冬にかけて作るのがいいようです。
けれど、きちんとした作り方であれば香りが1~2年は続くようなので、今のうちに作り方を記録しておいて秋に作ってみようかなと思います。ちゃんと覚えていますように…。


ポマンダーの作り方

金柑やレモンでも作れるのですが、レモンは皮が硬いので初心者はオレンジのほうがやりやすいでしょう。
慣れてきたら金柑などの小さいものでもやってみるとかわいい飾りつけができそうですよ^^

  1. オレンジ1個に対してクローブを30~40g、シナモンやカルダモンなどのスパイスパウダーを用意。
    日本人だったら白檀(サンダルウッド)の香りなんか馴染みやすいと思うのですが、パウダー状のものをみかけたことがない…
    線香を粉々にしたらいけますかね?

  2. 最初にオレンジのヘタを取ってから、十字に紙テープを張り付け。

  3. 紙テープを張り付けた部分をよけるように竹串などで穴をあけて、
    オレンジの皮部分にクローブの実をつぶさないように注意しながら均等に差す。
    ※乾燥させると全体的に縮むので、細かく刺さなくてもOK。

  4. 全体に差した後、紙テープを外したオレンジをビニール袋に入れる。

  5. オレンジ全体にスパイスパウダーをまぶすように袋内に空気を含ませよく振る
    (中身が飛び散らないように袋の口は絞る)

  6. 全体にパウダーをまぶせたら取り出し、日の当たらない風通しの良い場所に吊るして1~2ヶ月ほどかけて乾燥させる。
    100均に売っている干し野菜を作るための道具なんかが便利。
    エアコンの吹き出し口の近くで吊るしてもいけるみたいですが、パウダーが飛び散るので気をつけないといけません。

  7. 水分が抜けて軽くなれば乾燥はおしまい。
    飾りつけは紙テープであらかじめ作っておいたガイド線を目印にしてリボンなどを巻いたら可愛いポマンダーの出来上がりです!



ポマンダーは時間に余裕がある人なら、時間をかけて作れますね。
でも、どうしても仕事や家事に育児などでそんなもの作る余裕なんか無い!という人は、クローブ以外にも忌避作用のあるシトロネラの精油をお湯に張ったり、ディフューザーで香りを部屋いっぱいに広げるだけでも大丈夫ですよ!

今からの時季だと、コバエなどの虫以外にも蚊も発生しますよね。
数年前に大流行したデング熱は蚊によって感染して、感染者の数はひどいものでした。
蚊が発生する限りは警戒したほうがいいので、自分で出来る対策はした方がいいでしょう。

今年の夏には間に合わなかったので、冬の頃にポマンダーを作ってみようと思います!