昨今アロマは珍しいものではなくなりました。
一般的に有名なのは、ラベンダー、ペパーミント、レモンなどでしょうか。
今回は、あまり知られていない珍しいアロマをご紹介いたします。
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フローラル系
ローズオットー
涙1粒分くらいの精油を抽出するために、約100個の花が必要といわれています。
バラの中で人気の高いダマスクローズという品種から抽出されます。
濃厚なバラの香りは気持ちを落ち着かせたり、精製水と混ぜて化粧水として使えば肌に潤いを与えてくれます。
ロータス
日本では「ハスの花」と呼んだほうが馴染み深いでしょう。
有機溶剤抽出法という方法で抽出された精油は、バラにも似た甘いフローラル系の香りがします。
大切な人とお互いの愛を確かめ合うときに、部屋に香りを広げると雰囲気がでます。
※刺激が強いため、肌への使用は避けて下さい。
ハーブ系
バレリアン
ヨーロッパのいくつかの国で医療ハーブとして使用が認められ、「ナチュラルトランキライザー(自然の睡眠薬)」と呼ばれています。
樹木系の香りが心を落ち着かせ、イラつきや不安を抱えているときや眠れない夜の芳香浴にぴったりです。
※香りや肌への刺激が強いため、芳香浴に使う際は少量、肌への使用は避けてください。
ヒソップ
ハッカに似たさっぱりした香りは、のどや鼻づまりの不快感を和らげてくれます。
肌に浸透しやすいキャリアオイル(ホホバオイルなど)とブレンドし、マッサージをすれば冷えやむくみの解消に役立ちます。
エキゾチック・バルサム・スパイス系
スタイラックス
16世紀まではトルコ近辺から生産されるエゴノキ科の植物から採取される樹脂のことを指していたようです。
ハチミツをイメージさせる甘い香りは、寝る前に香りを広げると深い眠りへといざなってくれます。
※刺激性があるため、肌への使用は避けてください。
ベンゾイン
別名「安息香」と呼ばれています。その由来は諸説ありますが、呼吸を楽にするための薬として活用されたからといわれています。
バニラに似た甘い香りで、緊張をほぐしたいときなどに役立ちます。
スターアニス
スターアニスの果実は、中華料理のスパイスや漢方の生薬としても使われます。
胃腸の消化促進作用やのどの痛みをやわらげたり、咳などの症状を緩和するのに役立ちます。
今回、ご紹介したアロマはお店でなかなか見かけないものを選んでみました。
なぜお店で見かけないかと言うと、貴重で高価なもののため市場に出る数が少なかったり、一般受けしない香りであるため取扱店自体が少ないものなど理由は様々。
まだまだどんな種類があるか知りたい方は、アロマテラピーについての本がたくさんあるので調べてみて下さい。
調べていくうちに、哲学者や医学者との関係、歴史上の重要人物とのアロマの関係など、意外な知識が身につくかもしれませんよ。