以前、ベビーオイルのメリットとデメリットまとめ!?という記事を書きました。
この記事について多くの方が関心を持ってくれたので、もう少し詳しく調べてみました。
以前の記事と内容が重複する場合もありますが、ご了承ください。
Contents
ベビーオイル使用のデメリット
- 過剰に使用することでアレルギーを引き起こす可能性がある。
(ただし、これは植物性オイルの使用にも言えることである)
- 「肌のインナードライ化」の可能性がある。
(肌の内側の油分が失われて内部が乾燥した状態)
- 毛穴詰まりやあせも、汗疱(かゆみをともなう小さな水ぶくれができる皮膚の病気)の原因になる場合もある。
角質に浸透せず蒸発しにくいため、汗をかきやすい場所への使用は避けたほうがいい。
- 実質的な保湿効果はない。
(主成分に使われているミネラルオイルは人の肌にはない物質が使われているため)
ベビーオイル使用のメリット
- 安価なため、コストパフォーマンスが高い。
- 酸化防止剤が使われているため、化粧品の酸化反応を緩やかにしてくれる。
- ミネラルオイルは酸化がしにくく、肌の刺激になりにくい。
- 表面皮膚の保護膜になる。敏感な部分を守る。
本来は人体にある皮脂膜によって保護するのが望ましいが、様々な要因により皮脂の分泌にトラブルが起きる場合がある。
それを補うためにベビーオイルで保護する。
ベビーオイル活用においての注意点
クレンジング
化粧はすぐに浮かせることができる。
濃い目のポイントメイクを落とすのは向かない。
肌にべたつく感じが残るため洗顔料の使用が増えることがある。
その過程により必要な皮脂まで洗い流して乾燥してしまう。
髪のダメージ予防
ドライヤーやブラッシングなどの刺激から髪を守る。
毎日使用すると髪の油成分が取り除かれてしまい、余計にダメージが目立つことがある。
1~2適程度が適量。
シェービングクリームに数滴混ぜて使用
ベビーオイルの成分であるミネラルオイルの酸化がしにくい特性を活かし、肌への刺激を軽減する。
(風呂場は湿気が多く雑菌が発生しやすいため、別の場所で行う。)
脱毛後は保湿ケアが大事。
ベビーオイルは保湿ケアに向かない。
へそのゴマ取り
へそのゴマは、体内から排出された垢や皮脂なので、月1回程度は掃除をしたほうがいい。
(ただし、へその部分には脂肪も筋肉もないためいじりすぎると痛みが出る場合もある)
①掌の上に綿棒を乗せ、そのままベビーオイルをしみこませる。
②へその中をくるりとなぞるようにして、なじませる。
③しばらく放置してへその汚れをふやかしてからやさしく汚れをふき取る。
同じ方法で耳垢も取れます。
シールやガムをはがす
ベビーオイルに含まれるミネラルオイルが酸化しにくい。
ほかの物質との反応がない=くっつかない。粘着質のものをはがせる。
床にこびりついたガムを落とす際、ベビーオイルを30分くらいなじませるとガムがやわらかくなり取りやすくなる。
おすすめのベビーオイル
※全ての人に対して安全とはいえません。
使用する前には必ず腕の内側などに塗布してパッチテストを行ってください。
また、かゆみが出てきた場合はすぐに洗い流してください。
和光堂 ミルふわ ベビーオイル 50ml
成分の中にあるトリグリセリルとは、グリセリンが結合したものです。
グリセリンは皮脂を作り出す脂肪酸と皮膚の保湿を保つのに役立ちます。
ほぼアレルギー反応の報告などもないため、比較的に安全なものと考えられています。
Nature’s Baby Organics, オーガニック, マッサージ&ベビーオイル, マンダリンココナッツ(113.4 g)
パラベン、グルテンフリーのベビーオイルです。
グルテンはアレルギー反応などを起こしやすい物質です。
免疫力の弱い赤ちゃんにはできるだけグルテンが成分に入っていないものを選んでください。
ベビーオイルは安価で簡単に手に入れられるため、使用しやすいものだと思います。
ですが、使用するときにはメリットだけでなくデメリットもあるということを知り正しい使用方法を知っておいたほうがいいと思います。
この記事が皆様のお役に立ちますように。