長引いた暑さもすっかり影を潜め、寒くなってきましたね。
寒い季節には、身体を芯から暖めてくれるジンジャーシロップがオススメです。
身体を芯から暖めてくれるジンジャーシロップを作ってみませんか?
Contents
ジンジャーシロップ作り方
作り方はとても簡単です。
材料
- ショウガ150g
- 砂糖200g(キビ砂糖やグラニュー糖でも可)
- 水200ml
作り方
- ショウガを皮ごとすりおろす
- 砂糖を入れた鍋で20~30分とろ火で煮立てる
保存方法
保存用に透明なビンを用意します。
消毒
ジンジャーシロップを作る前日に洗って、フタも含めて煮沸消毒をしてから乾かします。
煮沸消毒が出来ない場合は、雑菌の繁殖を防ぐため乾いたビンの中に手が入らないように注意し、アルコール度数の高い焼酎などで拭いてください。
脱気(だっき)
ビンの中の液体に酸素などの気体が残っていると、雑菌が繁殖する恐れがあります。
ビンの中の気体を取り除くことを脱気といいます。
①煮立てて冷ましたジンジャーシロップをビンの中に入れます。
②鍋に保存ビンの半分くらいの水を入れ、ぬるく温めたら①のビンを軽くフタを閉めて鍋の中に入れます。
③10分ほど沸騰させてからビンを取り出し、フタを固く閉めます。
これに作った日を記入したシールを貼って、冷蔵庫で保存して約1ヶ月ほどで使い切ってください。
アレンジ方法
ジンジャーシロップがひとつあると、とても便利です。
いろんなアレンジがあるので、自分の好みに合わせて作ってみてください。
ジンジャーラテ
材料
- コーヒー
- 牛乳
- ジンジャーシロップ
作り方
- 牛乳を鍋で温める。
- コーヒーとジンジャーシロップを混ぜる。
牛乳は100均などで売っているミルクフォーマーを使ってあわ立てると、お店で出てくるようなラテができます。
ジンジャーココア
材料
- ココアパウダー
- 牛乳
- ジンジャーシロップ
作り方
- 牛乳に溶けやすくするためにココアパウダーを焦げつかせないように乾煎りする。
- 牛乳を少しずつ加えて沸騰したらジンジャーシロップを入れる。
チャイ
材料
- 紅茶(アッサム)
- 牛乳
- ジンジャーシロップ
- スパイス(カルダモン・シナモン・クローブなど)
作り方
- 紅茶、ジンジャーシロップ、スパイスを入れて沸騰させ弱火にして3分間煮出す。
- また沸騰させて牛乳をいれる。(すぐに泡が盛り上がってくるので要注意)
- 弱火にして3分煮立ち、もう一度沸騰させたら完成。
高いところから泡が立つようにカップに注ぐとまろやかになります。
ホットフルーツジンジャー
材料
- フルーツジュース(アップル、オレンジ、パインなど)
- ジンジャーシロップ
- レモン汁
作り方
- フルーツジュースを沸騰させないように弱火で温める。
- ジンジャーシロップとレモン汁を入れて混ぜる。
レモン汁を入れることですっきりした甘さになります。
ジンジャーチョコレート
材料
- ジンジャーシロップの残り(ショウガは千切りにしておく)
- チョコレート
作り方
- ジンジャーシロップの残りを乾燥させる。
- 湯せんしたチョコレートに入れる。
- クッキングシートの上に乗せ、チョコレートが固まるまで待つ。
ジンジャーシロップの効能
ジンゲロール
加熱していないショウガにはジンゲロールという成分が含まれています。
ジンゲロールは解熱や殺菌作用があり、風邪の引き始めに食べるのがいいと言われています。
ショウガを生のままで食べるとジンゲロールが体の中枢の熱を末端まで運び身体が冷えてしまうため、冷え性対策には逆効果です。
ショウガオール
ショウガを加熱すると、ジンゲロールはショウガオールという身体を芯から温めてくれる成分に変化します。
身体を温める作用により、発汗が促され疲労回復にもつながり、新陳代謝も良くなるのでダイエットへの効果も期待できます。
ジンジャーシロップで、身体を芯から温めて寒さ対策をしっかりしましょう。